誰もが我が家を持ちたいと願うし、それも自分たちの夢や希望を叶えてくれる注文住宅が良いと考えます。確かに注文住宅は家族の夢や希望を叶えてくれる、理想的な住宅だと夢見る人が多いことでしょう。しかし良く考えて欲しいには、工事予算に限度額があることです。工事費に制限は無いので我々の理想の住宅を建てたい、と言う人は本当に限られた僅かな人でしょう。
そこで工事予算を考慮しながら、家族で話し合って希望や要望を書き出してみましょう。これらの希望や要望に優先順位をつけて、ランク付けしておくことです。この時注意すべき事は設備機器類であるキッチンや浴室そして洗面所や便所の機器類は、簡単に取替えが出来ないので予算内で出来るだけ機能的で品質の良い物を設置するようにしましょう。逆に壁や天井の仕上材であるクロスなどは比較的簡単に張り替えができるので、それなりの製品でも支障は無いでしょう。
この様に注文住宅の場合は家族の夢や希望を是非叶えたいと言うものを優先して、次に予算に余裕があった場合に叶えたいもの等とランク付けしておくと設計者との打ち合わせに役立ちます。優先すべき設備機器類は事前に各メーカーのシュールームを見学して、希望とする製品を選定すると共に見積書も作成してもらいましょう。具体的に数字が分ると概算の工事金額も分りやすいです。工事予算を決めていてもどうしても予算よりも金額が上がる場合は、上限いくらまでと決めてそのオーバーする金額はどの様にして捻出するかも考えておくと慌てなくて済みます。