注文住宅は施主が希望を申し出ることができるだけでなく、施主の希望に合わせた改善などのアドバイスをもらうこともできます。すでに木造建築の一戸建てに暮らしていた経験がある人ならば、一戸建ての湿気対策が重要なことを実感している一方で、湿気対策が困難なことを承知しています。注文住宅の魅力のひとつに、余裕のある設計で床下を高くしてもらうことができる点も挙げられます。床下を高くしておくと、一戸建てが完成してからも床下へ点検に入ることが容易になります。

床下への出入り口も施工してもらえます。床下への湿気対策で、もっとも基本的でありながらも効果が高いのが、除湿用の炭を設置することです。除湿用の炭は、半永久的に除湿効果を発揮してくれるので、新築の施工時に設置してもらえば大丈夫です。その一方で、除湿用の炭には脱臭効果もあります。

脱臭効果に関しては、経年による脱臭効果の現象があります。床下に人が入るのに余裕の高さが設計されて、床下への出入り口が施工されていれば、除湿用の炭を新しく設置して脱臭効果を高めることもできます。注文住宅は定期メンテナンスをアフターケアとして行ってくれる場合が多いので、床下の点検作業のときに、除湿用の炭を設置してもらうのも良いでしょう。木造建築の一戸建ては、コンクリート基礎と土台が必要最小限で設計されてしまうと、床下での作業が困難な高さしか確保できません。

注文住宅は設計段階のプランで床下の高さを確認しておくと、湿気対策を行いやすいか把握しやすくなります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です