注文住宅の値段が高くなってしまう理由の一つに、こだわりが強過ぎるという事があります。注文住宅を建てるのだから、希望はすべて叶えたい、建ててから後悔をする事がない家を建てたいと考えるのは当然の事です。ただ、一般的な家の窓よりも更に大きな窓を取り付けたいと考え、窓を特注にすれば、それだけで、値段は一気に跳ね上がる事になります。窓が大きければ、それだけ室内が明るい状態となります。

ただ、室内に多くの明かりを取り入れたいと考えた場合、窓の位置を工夫する、複数の窓を取り入れるという事でも、取り入れる事が出来る明かりの量を工夫する事が出来ます。この場合、窓の大きさを特注にする必要はなくなり、窓にかかる費用が一気に跳ね上がるという事はありません。少しでも希望に近い家に住みたいと考えた場合、絶対に妥協をしたくないと考える人も少なくありませんが、その場合、予算を大幅に超えてしまう可能性が高くなります。予算に上限がないのであれば、完全に希望通りの家を目指すという事も良いでしょう。

ですが、予算に限りがある場合、その予算の範囲内で可能な家を考えていくという事がお勧めです。ただ、これは無難な家が良いという訳ではありません。こだわりたいポイントを明確にすると同時に、妥協可能なポイントも明確にしていく事で、予算の範囲内で、より理想的な家を建てる事が出来るようになってきます。ですから、予算内で注文住宅を建てる為には、ただ理想を追い求めるのではなく、こだわりたいポイントを明確にしておく事がお勧めです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です